“wired”。ビジネス・カルチャーなどを扱っている印象も強いメディアですが、デジタル革命の意味を問うことをバックボーンに持っているユニークなメディア。

やはり、いまホットなAIに関連した記事は頻繁に取り上げられています。週に2本程度はあがっているAIに関連した記事の中から、wiredがAIに対してどのような視点をもっているか、紹介していきます。

 

[最新のNEWSから]

2016年のハロウィンは、人工知能も「仮装」を楽しんでいる

年々、日本ではハロウィンのイベントが盛んになっていますが、MITメディアラボのメンバーらがAIにより既存の画像を不気味に加工してみせてくれる「Nightmare Machine」というものを公開しているのを紹介しています。

芸術は最も機械におきかえられない人間の営みのひとつとイメージされるものでしょうが人工知能も芸術の領域に踏み込み始めているのでしょうか

 

AI開発には「やさしさ」が足りない──トヨタがつくる新しいパートナー「KIROBO mini」

2017年、トヨタが発売を予定しているコミュニケーションロボットについて、wiredがトヨタの開発責任者にインタピューしている記事です。なぜトヨタがロボット、それもコミュニケーションロボットを作るのか、トヨタのロボットはほかのロボットとどこが違うのか、一番みながまず知りたいと思う質問をぶつけています。トヨタのコンセプトMOVIEもページに埋め込まれているので見てみるとわかる気になるかと思います。

 

[Insight,Storyから]

「これからのロボット」像を予言する179.99ドルのおもちゃ「Cozmo」

wiredには、最新のトピックスを取り上げているNEWS記事のほかに、もうすこし深掘りしたInsight, Storyという記事もありますが、これもInsight記事のひとつです。

2013年、5,000万ドルの資金調達を成功させ、マーク・アンドリーセンから「これまでにみた中で最高のロボットスタートアップだ「と評されたCozmoを取り上げています。2016年6月、ついに、そのAI搭載型のロボット製品が発売。米国で180ドルで発売されているおもちやのロボットです。ソフトウェア開発キット(SDK)がついていて、経験の少ないプログラマーでもロボットの動作を進化させていくことができるところは、ソフトバンクのPepperを思い出させますがロボットやAIのような大きな新技術分野の進化は、これからは誰でもが使えるプラットフォームとしてのOS、SDKのようなものを無料・低価格で広く普及させるという側面も重要になるのかもしれませんね。

 

グーグル傘下のDeepMind、「人間のように記憶する」次世代AIを発表

wiredではGoogleのAI展開を頻繁に取り上げています。この記事も、Googleが2014年に買収したGoogle傘下で、AlphaGoによって人間の囲碁チャンピオンを負かしたことで有名になったDeepMindが発表した新しい技術を紹介している記事です。
Differentiable Neural Computer (DNC)は、これまでの機械学習ではできなかった学習結果を記憶して、それをまた再利用して新たな学習ができるものとのこと。詳しくは本記事をご覧ください。

 

ロボットに「目」を授けた男、金出武雄:Meet the Legend

最後に、今年、京都賞を受賞されて、最近、日経新聞などでもインタビュー記事が掲載されているロボット工学者で、米国カーネギーメロン大学教授のインタビュー記事です。金出先生は、コンピュータービジョンとロボットの分野で数々の業績をあげられた方ですが、いち早く自動運転で走らせてみたり、スーパーボールでAR映像を見せたりプレゼンテーションや応用先に関する視点の優れた方でもあります。
※笑顔も素敵なにこにこした顔が人々の印象に残る方です (わたしの恩師でもあります)