年始はいつも、今年注目されそうな技術、新技術応用などがメディアでとりあげられますが、年始のオンラインメディアでよく取り上げられていたAI関連の記事の中から、AIのトレンドが感じられるものをピックアップして紹介します。

2017年、あなたの身近にやってくる3つのAI

日経新聞電子版の元旦の記事です。出だしが、「17年はいよいよ「ディープラーニング(深層学習)」といった最新AIの威力を誰もが実感できる年となりそうだ… 」で始まり、「広がるAIに人はどのように向き合うべきかが問われる1年になりそうだ」で終わっている記事ですが、身近にAIが浸透しつつある3つの分野としてあげているのが、以下の3つ
・車の自動運転
・自動翻訳
・人のサポート、秘書・コンシェルジュ機能

自動運転は1月5日からのCES(Consumer Electronics Show)でもいろいろ取り上げられていますが、自動翻訳も2016年11月からGoogle翻訳の精度が大幅にあがったなど、進歩が見られているようです。

松尾豊東京大学准教授が説明するように、AIは深層学習(ディープラーニング)により
「多様な種が急激に進化するカンブリア爆発」と同様の進歩を遂げていくのかもしれません。

 

トヨタ、AI活用した運転支援コンセプトカー「愛i」を発表

ITmediaビジネスオンラインが取り上げた、家電見本市 CES2017でのトヨタのAI活用
コンセプトカーの紹介記事です。

ドライバーの状態を把握して、シートの傾斜を自動的に変えてくれたり、室内灯の色が変わったり、手動運転と自動運転の自動切り替えなど近未来的なイメージの車ですが、自動運転の先の車へのAI活用はまだまだ模索をはじめたところでしょうか

 

国会答弁、AIが下書き=経産省が実験へ

成長戦略として政府がかかげている第4次産業革命、AIや にIoT活用によって産業構造を大きく変えていこうというビジョンですが、旗振り役の経済産業省が自ら率先してAIを活用する計画している内容として、年明けに掲載された記事です。

「省エネルギー政策を推進すべきか」という質問を入力すると、AIが過去に行われた関連質疑から政策のポイント、課題、論点などを整理して提示する「下書き資料」生成のAIシステムを構築するとのこと。この下書き資料を基に、職員が国会答弁や政策資料を作成できるかどうか検証していくとのことです。実際にどのように本当に活用されるか、役に立つか、メディアもしつこくフォローしてくれると、AIの実運用の知見が積み上がっていっていいかもしれません。