IoTプラットフォームとは何か、どのような企業がどのような分野のIoTプラットフォームを展開しようとしているのかをオンラインメディアの記事からピックアップして紹介します。また、最後にIoTプラットフォームも展開するソフトバンクの孫会長がソフトバンクワールドでの講演にて語った「IoT構想」を紹介する日本経済新聞の記事も紹介します。さまざまな機器がネットにつながっていく未来が感じられる記事です。

 

世界最強メーカーGEのIoTプラットフォーム「Predix」

ITProのIoTプラットフォーム徹底比較特集の第一回目の記事です。IoTプラットフォームとはどのようなものかの解説から代表的なサービスの紹介をしてくれています。IoTプラットフォームとは、IoTの活用を想定したシステムを開発するソフトウエア、デバイスの制御機器といったハードウエア、クラウドサービスなどの製品群を指しますが、IoTプラットフォームのベンダーは、これらのプロダクト群をシステム開発の提供基盤として体系化して、ユーザーに提供していると紹介してくれています。

代表例として、クラウド最大手Amazon Web Services(AWS)の「AWS IoT」や日本マイクロソフトが提供する「Azure IoT」をまずとりあげるとともに、工場向けに特化した製品では、ファナックの「FIELD system」が200社以上のパートナー企業を集めており、特定の用途の範囲内では大きなシェアを獲得していると導入の紹介をした上で、
GEのIoTプラットフォーム「Predix」を紹介しています。

GEの提供するIoTプラットフォーム「Predix」は産業用機器向けに特化したIoTプラットフォーム。 産業用機器から収集するデータを分析する基盤で、GEとしての社運をかけた戦略製品と紹介。Predixはクラウド側のサービスと、コントローラやセンサーなどのエッジ側の機能の両方からなり産業用の機器が生み出すデータを全てクラウドに伝送するのではなくエッジ側でデータ転送の絞り込みをおこなったり異常予兆の検知はエッジ側で行う構成とのこと

 

NEC、IoTプラットフォーム「plusbenlly」ベータ版を公開、異なるウェブサービスやIoT製品を連携

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)とキュレーションズが2017年7月19日、東京都内で会見を開き、企業がIoT(モノのインターネット)デバイスを利用したサービス提供を簡単に行うためのIoTプラットフォー「plusbenlly(プラスベンリー)」を共同開発したと発表していますが、Internet Watchの紹介記事です。

同日から無償のβ(試作)版を公開しており、同年内に正式版をリリースする計画です。plusbenllyは、ネットワーク機能を備えたIoT家電やウェアラブルデバイス、SNSをはじめとするインターネットサービスなどを相互に接続し、自由に組み合わせる機能を提供するクラウド上のバックエンドサービス(BaaS)。企業向けに提供されるB2Bのサービスであり、ユーザー企業はplusbenllyを経由して異なるメーカー間のIoT機器を組み合わせて新たなサービスとして提供したり、機器から収集されるデータやインターネットサービスの情報を組み合わせて自社サービスの利用者に有益な情報として提供したりできるとのこと。複雑な機器間の接続やデータの交換はplusbenllyにあらかじめ設定されているため、ユーザー企業は簡単にIoT機器とインターネットサービスを連携させることができる。

NECPCとキュレーションズは、plusbenllyの利用を希望する企業に対しコンサルティングやパートナーのマッチングサービスも行いこれぞIoTという新しいサービスを生む土壌にしていきたいとのこと。

 

日本発IoTプラットフォームに挑むITベンチャー

ZDnetの「展望2020年のIT企業」で取り上げられた、IoTプラットフォームに挑む国内ベンチャー「Kii」の紹介記事です。

Kiiは70人規模のITベンチャー企業。2012年人を中心とするモバイルを活用するモバイルに特化したIoTプラットフォームを提供している。たとえば、血圧や体重などのデータをモバイル端末に収集・蓄積したらクラウドに送り、統計処理や分析などを行うもの。

2017年にはアセット管理のアプリケーションの提供も開始。例えば、工場に設置した機械設備にセンサーを取り付けて、稼働状況を遠隔地からリアルタイムに監視。稼働状況のログを収集、分析し、エラーの頻度が高めると、故障を事前に予測し「そろそろメンテンナンスを」と提示するサービス。少しカスタマイズするだけで使える汎用的なシステムともなっているとのこと。

 

ソフトバンク孫社長「世界で1兆回線」 IoT構想を語る

最後に、7月20日に「ソフトバンクワールド」にてソフトバンクの孫会長が行なった講演を紹介している日本経済新聞の記事を紹介します。ソフトバンクは、自身でもIoTプラットフォームの提供を行うと発表していますが

ソフトバンク、LPWA接続もサポートする法人向けIoTプラットフォームを提供

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孫会長の「人と人をつなぐ携帯回線ではたかだか70億回線だが、IoTでソフトバンクは1兆回線をつないでいく」とのIoT構想。2分強の動画もついており、ぜひご覧ください。