最近の人工知能・機械学習・AIは、画像認識における認識率の大幅や向上やクラウドで利用可能となった大規模なコンピューティングリソースを活用したビッグデータの分析など、大規模なデータを分析して、これまで得られなかったような認識率や知見が得られるようになったという方向のものが多い印象がありましたが、

最近のAI関連の報道で、分析するだけではなくなりつつあるAI活用例がいくつか目につきましたので、紹介させていただきます。

 

女子高生AIりんながMicrosoftのブースで人工知能ラップ&ファッションチェックを披露

先週行われていた東京ゲームショーでは、AI・VR関連の新製品もいろいろ発表されていたことは、新聞やテレビなどでも取り上げられていましたが、本記事はMicrosoftの人工知能エンジン「りんな」の展示を紹介しています。「りんな」は感情を重視して開発された人工知能エンジンで、感情を重視することにより、人との会話を長く続けることができることが特徴とのことです。iPhoneの”Siri”をはじめとするパーソナルアシスタントツールは、スマホという活用の場がすでにある、分析するというよりは自動的なアクションを実現するAI活用例ですが、これからゲームの中でもAIが使われていくようになりそうです。

 

災害時救護、AIで最適化…システム開発へ

ここからは、リアルタイムにリアクションするシステムではありませんが、分析だけではなく、AIで自動的に導き出した結果を「行動」「施策」にまでつなげる一環したシステム事例です。本記事は、政府が災害時にけが人の治療に必要な装備な搬送経路を自動的に知らせてくれるAIのシステムを開発するというものです。政府としてはAI開発の重点分野のひとつとして防災分野をターゲットとするようです。

 

みずほ銀行とソフトバンク、AI活用しアプリで個人向け融資サービス

こちらは、AIを活用することによって、なんと、スマホのアプリに融資申込にあたって、必要な個人情報などを入力すると、AIが審査し、融資限度額や金利といった条件が自動的に決定され、最短で30分以内に口座振り込みが完了するというものです。

銀行の融資に人が全く介在することなく自動的にすべて処理されることにより、これまでにない短時間での融資・取り込みが可能となるものができるようです。ビジネス的にはニーズがありそうですが、借りる前にもう一度考え直すステップがなくなるのが借りる人にとってはどうかなとも思う面を感じるところは、AI活用でよく議論される側面をもったサービスかもしれません。