最近の人工知能・AIヘの関心の高まりはとどまるところをしりませんが、いよいよ登場した人工知能に関する展示会「第1回AI・人工知能EXPO」。テレビのニュースも含めて各種メディアで取り上げられていましたが、まずは展示会の様子全般を紹介してくれているふたつのオンラインメディアのレポートからピックアップして紹介します。その後に、この展示会の中では少数派になりますが、技術的な展示の中で目のついたふたつの展示をそれぞれ紹介してくれているレポートを紹介します。

日本初の人工知能EXPOが開催! AI技術の最前線に迫る

マイナビニュースのAI・人工知能EXPOのレポート記事です。まずはテレビのニュースなどでも取り上げられていた、「食材を画像認識してレシピを提案してくれるショッピングカート」を紹介しています。AIソリューション「AMY(エイミー)を展開するAutomagiでの展示です。

ショッピングカートにカメラ・AI搭載の機材がついており、スーパーで食材を手に取ったときにそのカメラに食材をかざすと、その食材を使ったレシピなどを音声で紹介してくれるものです。レシピの提案というのはこれまでにもありましたが、食材の画像認識と提案を音声でしてくれること、ショッピングカートに機器をつけてスーパーで利用できる機器としたのが特徴的です。

つぎに、Web製作会社のTifana.comのブースの紹介をしています。AIを使ったWebサイト構築サービスなども紹介していたようですが、このレポートでは主に同社の対話型人工知能「DIZUNA」を搭載した接客型バーチャルロボットのさくらさんを紹介しています。

また、レポートの最後では、日本サード・パーティのAI導入コンサルティングサービスの紹介をしています。自社でAIの技術を持たない顧客に対して、その顧客に合わせたAIエンジンの選定、導入支援、保守運用までトータルでサポートするというものです。

 

AIと一緒に働く”未来が見えるAI・人工知能EXPOレポート

Business Insider Japanの人工知能EXPOレポートです。
まずは、クラウドソーシングサービス「CROWD「の運営元であるREALWORLD社の「CROWDロボティクス」サービスを紹介しています。これは2016年2月からサービス開始している人工知能に学習させるための大量の「学習データ」をクラウドを活用して作成できるというサービスです。最近は問い合わせもぐっと増えてきたとのこと。確かに、2016年のそれも前半はAIヘの関心はあってもまだ実際に事業展開しているところはすくなかったと思うのでこれからのサービスでしょうね (その分野のNo.1サービスとしての立ち上げタイミングとしてはぴったりだと思います)

また、NTTドコモの展示は各種メディアでもよく取り上げられていましたが、その中でも一番よく取り上げられていたのが「コンピュータの目でコンビニの陳列棚を評価」してくれるAIシステムの展示です。スーパやコンビニ向けのソリューションとして開発している画像認識による商品判別システムのデモで、ディープラーニングを活用した画像からの物体認識の処理とサイバーリンクス社の法人向けの商品写真データベースを組み合わせて機能実現されているとのこと。陳列棚の商品陳列が本部の指示通りに行われているか、欠品商品がないかなどを、本部スタッフが各店穂に実際に訪問してまわらなくともわかるようになるとのこと。

 

ブロック崩しのAIが渋滞解消…電通大・人工知能先端研究センター

Responseの人工知能EXPOレポートです。電気通信大学の栗原聡教授による信号機の制御をAIニ行わせ、渋滞を解消させるというものについて紹介してくれています。

交差点の画像をディープラーニングにより処理し、車を認識して道路の画像の中の車のしめる領域を減らす制御をAIにより行わせてみたところ、渋滞解消に効果を発揮するとのこと。

 

AIベンチャーUEIのスタッフブログにおける人工知能EXPO出展雑感

AIベンチャーUEIハ、ソニーCSLと共同開発した深層学習向けのプラットフォームCSLAIERの展示を行っていましたが、UEIスタッフのブログの記事が興味深い内容でしたので最後にご紹介します。

ディプラーニングの技術開発を行っているエンジニアの立場として、ほかの会社がなかなか実際にディープラーニングに取り組まないこと、なぜ取り組まないのだろうかということをコメントしてくれていたり、CSLAIERのユーザがお礼にきてくれたことを通じて彼らの会社の「深層学習を簡単に扱えるようにする、そのレイヤーだけを提供する」というポジションへの正しさを再認識したことなど、印象に残るブログです。