AIエンジニアは企業側からみると必要人数を全く確保できない状況のようですが、その中で大手企業は大学とも連携してグローバルに人材を確保していこうとしている記事からまず紹介します。

その次に、求人広告業界の視点からのAI人材に対する求人についてのコメント記事を紹介して、最後に、ITエンジニアが自身のキャリアを考える中でAI関連プロジェクトがどのようなもので、AIをキャリアに組み込む場合にどのような役割の業務が求められているか、をわかりやすくまとめてくれている「でぶさみ2017」の講演からのピックアップ記事をご紹介します。

 

日本で育つかAI人材 NEC新野社長に聞く

NHK NEW WEBのNEC新野社長へのインタビュー記事です。NECが2016年9月にAIの人材育成と研究開発を進めるために東京大学と協定を結び、学生に三年間にわたって奨学金を給付する取り組みを始めたことなどについてとりあげています。

学生に直接奨学金を給付するとともに、AI人材に特化している給付ということで、AI人材の国際的な争奪戦にあたって、NECという企業が魅力のある会社としてブランド価値を高めていく試みのいっかんのようです。

 

人工知能(AI)におけるエンジニアに求められるスキルとは?

IT起業家やフリーランスエンジニアの自立をささえる「週2日からのお仕事紹介」を行っているITプロパートナーズの記事です。求人業界の立場から、AI(人工知能)関連の求人といつた場合にエンジニアに求められるスキルから求める人物像・求人例などを紹介してくれています。

人工知能・機械学習に関する基礎的な理解は必要であるものの、あまり深い部分までは必要とされないことが多く、むしろ、すでにいろいろ利用可能となっている人工知能関連のエンジンを実務に適用するためのPython、あるいはスマホのアプリに適用するためのJavaやswift/Objective-Cなどのプログラミングスキルが求められることが多いとのことです。また、プログラミング関連だけでなく、人工知能や機械学習はデータ分析の一手法なので、データ分析に関する能力も必要とされることが多く、求人例としてもデータサイエンティストとしての求人例を複数あげてくれています。

AIといつたときに、「ディープラーニング」のツールを使いこなせるエンジニアというイメージもあるかと思いますが、より周辺業務と周辺業務を行うことのできる能力が求められている印象を受けるAI関連の求人解説です。

 

人工知能を基礎から学び、自身のキャリアに組み込むには?

Developers Summit 2017」で行われた、株式会社ブレインパッド 下田倫大氏の講演を紹介しているCodeZineの記事ですが、イベントから2ヶ月たってから掲載された、メデイアにおけるAI論の中心が変化してくる中で、エンジニアにとってAIに関する漠然とした不安や悩みを解消し、一歩前に進むための道しるべとなるメッセージがふんだんに盛り込まれたセッションの紹介記事です。

機械学習や人工知能の手法を学ぶ方法のさわりや、やはり数学が必要な面があることの紹介からはじまり、AI関連のプロジェクトがどのようなもので、どのように進めることがポイントであるか紹介してくれています。

機械学習・人工知能は、データをもとに学習させる手法をとりますので、「入口のデータ」「出口としての分析結果」を何とするかという「ビジネス上の設計」がまず重要で、実際にやってみないと期待したような結果がでるかわからない側面があるため実証実験から始めることが多いことなどを紹介してくれています。

また、エンジニアのバックグラウンドを持つ人がAIに関連した業務をするキャリアとして
機械学習のライブラリの導入から実装をする職務だけでなく、
1) AIを仕組み化する人: データの収集、前処理およびのスケジューリング、環境構築からテストまで
AIを使って結果を出すまでの案件のPM/Direction業務
2) 人工知能とビジネスをつなぐ人: ビジネスニーズとAIでできる事の両面を考慮して
どのような案件とするかを企画提案する業務

1)がいまもっともキャリアとして築きやすい役割、2) はもっと増えていいと考えている役割とのことです。