- AWSのVPCには、直ぐに使えるDefault VPCが用意されています
- Default VPCは、作成した時期によってサポート内容に違いがあります
- Default VPCと独自に作成したVPCにも違いがあります
Default VPCとは
AWSのVPCには、直ぐに使えるDefault VPCが用意されています。
Default VPC作成時に、
・サブネット
・インターネットゲートウェイ
・セキュリティグループ
・メインルートテーブル
・ネットワークアクセスコントロールリスト(ACL)
・DHCP オプションセット
などが自動的に設定されるので、ユーザーが設定する必要がありません。
Default VPCの作成時期によるサポートの違い
Default VPCは、作成した時期によって、サポート内容に違いがあります。
2013年12月5日以降にAWSアカウントを作成した場合
・EC2-VPCのみサポート
・AWSのリージョンごとに、Default VPCが作成される
2013年3月18日~12月4日までにAWSアカウントを作成した場合
・基本的には、EC2-Classicのみサポート
・使った事のあるAWSのリージョンについては、EC2-ClassicとEC2-VPCがサポートされる事もある
2013年3月17日以前にAWSアカウントを作成した場合
・使った事のあるAWSのリージョンでは、EC2-VPC とEC2-Classicをサポート
・使った事がないAWSのリージョンは、EC2-VPCだけをサポート
Default VPCと独自に作成したVPCの違い
Default VPC以外にもVPCを作成する事が出来ますが、Default VPCと独自に作成したVPCにはいくつかの点で違いがあります。
Default VPC
・各種の設定が行われている
・インターネットゲートウェイが含まれる
・デフォルトのサブネットがパブリックサブネット
・デフォルトのサブネット内のインスタンスは、プライベートIPアドレスとパブリックIP アドレスを持つ
・直ぐにインターネットに接続出来る
独自に作成したVPC
・ユーザーが設定を行う
・インターネットに接続するにはインターネットゲートウェイにアタッチして、インスタンスにElastic IPアドレスを関連付けるなどの操作が必要
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参考文献