• Amazon Lexとは
  • Amazon Lexのメリット
  • Amazon Lexの仕組み
  • Amazon Lexのユースケース
  • Amazon Lexの料金体系

Amazon Lexとは

Amazon Lex は、音声やテキストを使用して、任意のアプリケーションに対話型インターフェイスを構築するサービスです。Lex では、自動音声認識 (ASR) という音声をテキストに変換するための高度な深層学習機能と、テキストの意図を理解するための自然言語理解 (NLU) を利用できます。これにより、非常に魅力的なサービスと生き生きとした音声対話を実現するアプリケーションを構築できます。

Lex は完全マネージド型のサービスで自動的にスケールされるため、インフラストラクチャの管理について心配する必要はありません。Amazon Lex では、使用した分のみ料金が発生します。前払いの義務や最低料金はありません。

Amazon Lex は AWS Lambda と統合されていて、データの取得や更新用のバックエンドビジネスロジックを実行するための機能を簡単にトリガーできます。一度構築したボットは、チャットプラットフォーム、モバイルクライアント、および IoT デバイスに直接デプロイできます。Amazon Lex はボットを構築、パブリッシュ、およびモニタリングできます。

 

 

Amazon Lexのメリット

使用が簡単
Amazon Lexは、数分というレベルで独自のチャットボットを作成し、会話型インターフェイスをアプリケーションに組み込むプロセスを実行できるように使いやすいコンソールを提供しています。

高品質の言語理解と音声認識
自動音声認識 (ASR) という音声をテキストに変換するための高度な深層学習機能と、テキストの意図を理解するための自然言語理解 (NLU) を利用できます

リアルな自然言語に応答するボットを容易に作成
Amazon Lexがもつ「インテント」の仕組みにより、自然言語によるユーザー入力にリアルに応答するアクションを実行できます。Amazon Lex では、エンドユーザーの入力に基づいて、1 つの「インテント」から別の「インテント」に動的に制御を転送できます。これにより、複雑な会話を小さいコンポーネントに分割して、単純化できます。例えば、旅行ボットでは、ユーザーがフライトを予約した後に、ホテルやタクシーも予約するかどうかを続けて質問するようボットを構築できます。

シームレスなデプロイおよびスケーリング
Amazon Lex は完全マネージドサービスであるため、ユーザー利用度が高くなっても、ボットの処理能力を強化するためのハードウェアのプロビジョニングやインフラストラクチャの管理について心配する必要はありません。

AWSプラットフォームとの組み込み統合
AWS Lambda、AWS MobileHub、および Amazon CloudWatch との組み込み統合を提供しています。また、Amazon Cognito や Amazon DynamoDB など AWS プラットフォームの他の多くのサービスと簡単に統合できます。

 

 

Amazon Lexの仕組み

ボットを作成するためには、まず、そのボットで実行するインテントを定義します。各インテントに対して、発話とスロットを追加します。発話は、インテントを呼び出すフレーズです。スロットは、インテントを実現するために必要な入力データです。最後に、アクションの実行に必要なビジネスロジックを設定します。Lex ボットは、コンソールおよび API の両方から作成できます。

インテント (Intent)
Amazon Lex ボットを構築するためには、ボットに達成させる目標、すなわち “インテント” のセットをする必要があります。ボットには複数のインテントを設定できます。例えば、”チケット予約” ボットには、予約、予約キャンセル、および予約確認のインテントを設定できます。

発話 (Uttercase)
“発話” は、インテントを呼び出す音声またはテキストのフレーズです。例えば、予約のインテントを呼び出すために、「予約できますか?」のような発話を定義します。

スロット
インテントを実現するためには、Amazon Lex ボットにはユーザーからの情報が必要です。この情報は “スロット” に取得されます。例えば、予約のインテントに対してはショーの名前と時間を定義します。

 

 

Amazon Lexの最も一般的なユースケース

情報ボット
– 質問に回答する、顧客サポート用の自動化されたエージェントまたはボットを構築するものです。最新のニュースの更新情報、試合の得点、または天気予報を入手するというような消費者の日常的なリクエストに対するチャットボットなど。Amazon Lex ボットの構築後、リッチフォーマットに対応しているモバイルデバイス、チャットサービス、および IoT デバイスにデプロイできます。

アプリケーション/トランザクション用ボット
– Amazon Lex の高品質な音声認識と自然言語理解の能力は、モバイルアプリケーションに強力なインターフェイスを組み込むことを可能にします。音声またはテキストのチャットインターフェイスを追加して、銀行口座へのアクセス、チケットの予約、料理の注文、またはタクシーの呼び出しなど顧客が行う多くの基本的なタスクを支援するボットをモバイルデバイスに作成できます。Amazon Lex は Amazon Cognito と統合されているため、すべてのデバイスのユーザー管理、認証、および同期を制御できます。スタンドアロンのピザ注文エージェントまたは旅行ボットなど

 企業の生産性ボット
– 企業のデータリソースに接続するカスタムボットを構築するものです。Amazon Lex を使用して、一般的な業務のアクティビティを合理化して組織の効率を向上させるエンタープライズチャットボットを構築できます。例えば、従業員は直接、チャットボットを使用して、Salesforce からの営業データ、HubSpot からのマーケティング成果、Zendesk からの顧客サービスの状況を数分以内に確認できます。Lex を使用すると、AWS Lambda 関数を使ってさまざまなエンタープライズ生産性ツールに接続するボットを構築できます。

デバイス制御ボット
– Amazon Lex を使用すると、急速に成長する IoT の分野で、接続されたデバイス向けに高度にインタラクティブで会話型のユーザー体験を生み出せます。これは、車やデバイスからウェアラブルや家電製品に至るまで、さまざまな分野に会話型製品というまったく新しいカテゴリーを作ることになります。接続済みのデバイスに、Amazon Lex を使って制御コマンドを発行します。

 

 

Amazon Lexの料金体系

Amazon Lex では、使用した分のみ料金が発生します。ボットにより処理されたテキストリクエストまたは音声リクエストの数に基づいて課金されます。音声リクエストは 1 件あたりの料金は 0.004 USD、テキストリクエスト 1 件あたりの料金は 0.00075 USD です。

Amazon Lex は無料で始めることができます。Amazon Lex の新規のお客様は、サインアップすると、最初の 1 年は毎月最大で 10,000 回のテキストリクエスト、および 5,000 回の音声リクエストを無料で処理できます。

 

 

 

 

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参考文献